メルカリでは平均単価単価2万円、評価400以上の実績を上げてきました。基本的にはブランド品や宝飾品などを中心に出品していますので、平均単価は高めです。
買う側からすれば単価が高い商品はすぐには買いません。慎重にお買い物をする方が多いです。そのためすぐに売れるわけではないのが現状です。そんな中、私がどのようにして売上を上げてきたか、をレポートしていきます。
今回は、値下げコメントへの対応法についてです。
Contents
はじめに
メルカリをやっていると、誰しもがこの壁にぶつかると思います。
何度もこんなコメントを受けて、値下げ交渉にネガティブなイメージを持っている方も多いでしょう。値下げ交渉はメルカリの常識です。
しかし、上手に対応すれば売上アップできます。どう対応すればよいのか、これから解説していきます!
値下げコメントのパターンは主に4つ
まず、値下げコメントをタイプ別に分けました。
<よくある値下げコメント>
- 値下げについてだけ質問するタイプ
- 具体的な金額を提案してくるタイプ
- 色々質問して最後に値下げ相談をするタイプ
- 事情を伝えて値下げ相談をするタイプ
タイプごとによって、対応が変わります。
「1万円で中古のブランド財布を売る」という場合を例にして順番に見ていきましょう。なお、少しの値引きには応じる前提で書いていきます。
値下げについてだけ質問するケース
こんな経験ありませんか?これが値下げについてだけ質問するケースです。
本当に、買う気があるんでしょうか?
と疑いたくなる方も多いでしょう。でも実は話がトントン拍子にまとまってスムーズに交渉成立する可能性を大きく秘めています。
このコメントに対し、もっとも効果的な答えがこちら。
できるともできないとも明言しませんが、金額によっては値下げしてもいいですよ、
というニュアンスです。すると相手は自分の希望金額を伝えてきます。意外にも、想定の範囲内で希望金額を伝えてくれる方が多くなります。ここから次項に記載する交渉を続けていけばOKです。
もちろん、これでOKで買ってくれる方もいますが、圧倒的に少ないです。1万円のお財布だったら1000円引きぐらいはしてもらえると思っている購入者の方が多いです。
だから、こう書いてしまうとこの金額以上の値下げはしてくれないだろう、と思ってしまうみたいです。たとえ500円引きしかするつもりがない場合でも、まず相手の希望を聞いてあげたほうが確実に購入してもらいやすくなります。
ちなみに、具体的な金額なしの値下げ交渉を断っている出品者様もいらっしゃいますが、決して得策ではありません。どんなコメントにも丁寧に答える方が好感度もアップします。
具体的な金額を提案してくるケース
値段設定している意味が全くないよ・・・
なんて思う方も多いと思いますが、よくあるコメントです。相手から提案された金額でOKな場合はそれで応じましょう。
ただ大体の場合が、そこまで値下げして売りたくないという場合ではないでしょうか。
そんな時に最も効果的な答えがこちら。
本当に検討している購入者なら、こちらが提案した値下げ金額で了承してもらえる場合が多いです。
また、このように答えても大丈夫です。
この答えは、常識外れの値段交渉があったときに使います。
1万円で売っている商品を、5000円にしてほしいと言ってくる人は普通にいます。本気で買う気があるのなら、この返答を返した後、「いくらなら可能ですか?」と聞いてきます。そうしたら、こちらの希望金額を伝えましょう。予算に見合えば、買ってもらえる場合があります。
色々質問して最後に値下げ相談をするケース
この質問をしてくる人は2パターンいます。
- 本当に商品を検討していて色々と質問してくる人
- いくら値引きしてもらうかを判断するために色々と質問してくる人
やっかいなのは、後者の方です。商品の不備を指摘し、その分安くしてほしいという交渉を受けると、百戦錬磨の私も心が萎えます。
「箱なしで1万円は高いんじゃないですか」などと平気で突っ込んできます。
売る値段は自由だし、相場を見て値段をつけてるいるのだからそんな風には言われたくないのですが、こういう購入者の方もいらっしゃるのが事実です。
もし、このような商品の不備を指摘して値下げ交渉してきた場合は、こう答えましょう。
残念ながら、こう言ってくる方はほとんど購入にはつながりません。「わかりました」で終了します。この場合はもうあきらめましょう。
事情を伝えて値下げ相談をするケース
①の場合ですが、親、友達、兄弟、いろんな方のプレゼントにしたい、という相談をよく受けます。気持ちはわかるけど、こちらとしてもボランティアじゃないし・・・というのが本音です。この場合、自分の許容範囲以上の値下げ交渉だったら断って大丈夫です。
すると、最初は「予算オーバーなのであきらめます」という返答が返ってくる可能性もありますが、後日「やっぱりこれが欲しいです。」と言って購入してくれる場合が多いです。コメントを返したら気長に待ちましょう。ちなみに私はこういう場合、プレゼント用のメッセージカードをサービスしています。
②の場合は、断って大丈夫です。この場合、結構な値下げを要求してくる場合が多いです。本当に欲しいものであれば、売上金に現金を追加しても購入してくれるはずです。このコメントをされる方は、購入につながらない場合が多いです。
値下げの対応って面倒と思っていませんか?
以上、値下げコメントへの対応法を書きました。読んでいただいている方の中にはこう思っている方も多いのではないでしょうか。
その気持ちはわかります。でも丁寧にコメントのやり取りを続けることで、相手との信頼関係が育まれます。スムーズにコメントのやり取りが進むと購入につながりやすくなるのは、相手との信頼関係がそこで生まれるからなのです。
だから、どんなコメントに対しても、極力丁寧に接するのがメルカリで早く売るための極意です。
丁寧な対応は良い評価にもつながる
丁寧な対応、スムーズな取引は購入者が評価する際に重要なポイントになります。
感じの良い取引であれば、良い評価の他に必ずメッセージを付けてくれます。新たに自分から何かを買おうという人は、必ずと言っていいほど、評価を見ます。評価が良くても、メッセージのない良い評価より、メッセージのある良い評価がたくさんある方が、信頼性が増します。信頼性が増せばますます購入してもらいやすくなります。
なので、丁寧な対応というのは常に心がけましょう。
値下げコメントに対しては、ある程度自分でルールを決めて接すれば、気持ちも楽になります。是非実践してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。